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2024.03.13
タイの大気汚染(PM2.5)について


参照元:https://www.thairath.co.th/news/foreign/2768579


今回は、ちょっと真面目なお話を。
PM2.5(微小粒子状物質)は、日本でも聞きなじみのある単語かと思います。
10年ほど前には、日本のニュースでよく耳にしていました。
近年、タイの首都バンコクとその周辺の県の大気汚染が「健康に害を及ぼす」レベルに悪化した状況となっています。


タイの大気汚染の原因については、色々あるのですが、焼き畑、高層ビルやマンションの建設ラッシュ、工場や事業場からの排出、交通量の多さによる車両の排ガス、なおかつ乾燥した空気により悪化するため、タイは11月から2月頃に乾季となるので、今、特にひどくなっています。
乾季は雨があまり降らないので、観光には最適なのですが…。


焼き畑による大気汚染

参照元:https://workpointtoday.com/news-561/


スイスに本社を置く空気質関係の事業を行っている企業「IQAir」によると、バンコクにおける微小粒子状物質(PM2.5)濃度 は、世界保健機関(WHO)が定める安全基準の15倍となり、15日に世界で最も汚染された都市ランキングの9位になりました。
そのため、タイ当局は交通公害を抑制するため、職員に在宅勤務を呼びかけています。

また、タイ当局は焼き畑を抑制するため、農家に補助金を支給したり、電気自動車(EV)向け支援金を提供したりするなどの対策を講じているそうです。

工場による大気汚染
参照元:https://www.thairath.co.th/money/business_marketing/marketing/2022107



なお、タイ北部チェンマイ県の大気汚染の状況が2024年3月8日、世界の主要都市別でワースト1位になりました。
その原因については、2週間以上連続して続いている人為的な要因による森林火災だとされています。
チェンマイ副知事によると、消火活動や法的措置を含めた撲滅運動に取り組んでいるものの、森林火災への対応は地方政府に委ねられているなか、予算不足や規制が障壁になっていると問題提起しました。



交通量の多さによる大気汚染

参照元:https://workpointtoday.com/ถ้าฝุ่น-pm-2-5-สาหัส-3-วันติด-อา



観光で訪れる際、喘息や呼吸器が弱い方はマスクの着用をおススメします。
本当は、防じんマスクがよいのですが、普通のマスクでも多少はマシになると思います。
ただ、バンコク全てがひどいわけではないので、旅行の計画を立てる時に、大気汚染を教えてくれるアプリを見て立てるのもいいかもしれません。